栄養士の発注業務の方法 ・いかに無駄を出さないようにするか

『委託栄養士の病院での立場と仕事の実際』

2015年02月26日 15時21分

『委託栄養士の病院での立場と仕事の実際』


委託契約をした際に、どこまでの仕事を委託会社が請け負うのか(施設側の栄養士(病院に雇用されている栄養士)がどこまで権利を持ってやるか)の取り決めがなされるので、その通りに業務を行います。
献立作成は施設側でやるので、発注の仕事からお願いしますという形だったり、献立作製からお願いしますという形だったり、食事箋の入力や管理からやってくださいという形だったり、事務関係は全て施設側で行うので、実際に調理に関わる部分だけをお願いされる労務委託という形だったりします。
その中で、栄養士の仕事というのは、施設の規模によっても変わります。
40食程度の小さな事業所であれば、配属される人数も少ないので、栄養士としての事務をこなしながら、調理や仕込みも行いますし、総合病院のような大きな事業所であれば、配属される人数もそれなりに多くなるので、調理は調理師さんが専門に行い、盛り付け、仕込み等はパートさんが行い、栄養士は基本的には事務作業で、検品(利用者様にお食事を提供する前の最終チェック)や、人手が足りない時等には厨房作業を行うというような感じです。
栄養士が行う業務内容は、厨房への指示出し(食事内容の変更や、NPO(指示止め)等の指示を出す)、食数や材料費の管理、献立作成、発注作業(食材の発注や、洗剤などの備品・消耗品の発注も)、食事を提供する前の検品作業、食材を納品してくれる業者からの検収・検品作業、納品伝票や書類の整理、従業員の勤怠の管理やシフト作成、在庫管理・棚卸し(棚卸しは月に2~4回)等を主に行い、定期的に衛生チェックを行ったり、喫食調査を行ったり、給食会議(施設長や、院長等、施設従業員様との会議)に参加したり、新人育成(パートさんも含む)等も行います。
大規模な事業所であれば、配属される栄養士の数も多いので、分業する事が出来ますが、小規模な事業所だと、栄養士が一人しかいなかったりするので、全てを一人でこなします。
基本的には委託の栄養士はマルチプレーヤーです。
急な欠員が出た場合に備えて、事務も、調理も盛り付けも、仕込みも、全ての穴埋めが出来るようになっておく事が理想です。
栄養士は、現場(厨房従業員)をまとめる責任者的ポジションとして、栄養士=委託会社の顔として、自分が所属する委託会社と事業所(施設)の橋渡し役(窓口)となるので、施設職員様や、患者様と接する際のマナー等にも気を付けるようにします。